冲绳恐怖夜话.6

琉球共同の漁船“サバニ"と旧盆の忌讳をモチーフにした「ゆうれい」、 沖縄に古来から伝わる伝説に材を取った「もの」、 琉球共同の風習“ウチカビ"を描き、沖縄大衆演劇の重鎮・北村三郎が特別出演する「煙が目にしみる」を収録した、 他作品では決して見ることのできない「これぞ琉球ホラー」とも言うべき決定版! ! ◆ゆうれい 旧盆のある日、田舎の親戚を訪ねた少年は従兄弟とサバニ(琉球列島共同の漁船)で海へ出る しかし、沖縄では古来からお盆に海へ行ってはいけないと伝えられていた この忌讳を犯していた二人がうたた寝をしている間に船は沖へ流され彼らは霊の行進と出くわしてしまう。 さらに海の中から現れた無数の霊たちが二人を海中へ引きずり込もうとするのだった! ◆もの 沖縄に伝わる怪談“仲西へーい"。それはある橋の上で呪文を唱えると“もの"と呼ばれる魔物に連れ去られてしまうという神隠し伝説だ。 そんなものは迷信だというある若者が、そのタブーを犯して呪文を口にしてしまうと現実に彼は突然と消え失せてしまう! そしてそれは噂となって伝染してゆき… ◆煙が目にしみる 骨董品収集が兴味の男。彼は突然鳴りだした古い電話で遠い昔に死んだはずの侍の霊と交信する。 その霊の声は彼の部屋には悪霊が取り憑いているという。彼は侍に導かれるままに悪霊を祓うため奮闘するのだった・・・!